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2006年01月02日

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男たちの大和

家族で『男たちの大和』を見に行ってきました。

秋に、尾道の、実物大ロケセットや、呉の【大和ミュージアム】へ行ってきたこともあり、ぜひ見たい映画でした。
期待を裏切らない出来で、すごく良かったです。

迫力のある戦闘シーンは、もちろんよかったですが、それ以上に人々の生の気持ちが描かれていたのがよかったです。
従来の戦争映画によくある、華々しく散るのがかっこいい、と言う描き方ではなく、愛する人を守るために、自分がやななければならない、というやむにやまれぬ気持ちから戦いに赴く兵士たちの姿。
そして、死なないで欲しい、と言う家族や恋人たちの当然の願い。
生き残った者たちの気持ちなど、思わず涙が出そうになる場面が多々ありました。

実際、私たちはこの戦争に限らず、実にたくさんの先人たちの犠牲や努力の上に立ってこの豊かな時代に生きているわけで、このことは絶対に忘れてはいけないことだと思います。

ビジネスの世界でも、最近またバブル期のように「金さえ儲かればいい」と言う風潮が出てきていますが、それ以上に大事なのはどんな社会を次の世代に残していくか、だと思います。
「家族より、会社を大きくする」と、仕事ばかりして家庭を顧みない夫。
「子育てばかりしていたら世間から取り残される」と子育てを放棄して仕事をする母親。
もちろん、仕事を一生懸命することは大事、私自身も必死で働いてます。
けど、もし子供がいるのであれば、子供をしっかり育てて、社会に送り出すって言うことは、それ以上に大切なことだと思います。
綿々と受け継がれてきた命の線上に、生きている以上、それをより良い形で次世代に送り伝えることこそが、今生かされている私たちの使命だと思っています。

とは言え、子供を世の中にとって役に立つ人間に育てるってのは、なかなか難しいですけどね・・・

投稿者 Sakurai : 2006年01月02日 21:29

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