2006年02月03日
トップページ > 日記 >自信と不安
すんません、いきなり大層なテーマですが、おそらく支離滅裂な文章になると思いますんで先に謝っておきます(^_^;)
インターネットで、仕事をしていると、周りにすごくエネルギッシュでバリバリ仕事をしている人がたくさんいます。
けど、中には頑張りすぎて、疲れてしまっている人も結構いたりします。
以前、そんながんばり屋の友人から
「桜井さんは、いいなー何かいつも優雅に仕事してて」
って言われたことがあります。
おそらく、ネットショップをやりながらトライアスロンをやったり、旅行に行ったりと結構いろんなことを楽しんでいるからでしょうね。
あんまり、グチとか言わない方だし・・・って足が痛いとか、肩が痛いとか言ってますが(笑)
けど、実際何事もあまり悩んだりしないし、結構なんでも楽天的に考えるのは確かです。
なるようになるさ、って感じでしょうか。
そんな私ですが、以前は、毎日が不安で、不安でたまらないような日々を過ごしていたことがあります。
それは、丁度22歳になったばかりの頃に父親が亡くなって、今の仕事を継がなければならなくなった頃です。
商売のこともろくに分からないし、売り上げは少ない、借金はいっぱいある、って全く先が見えない頃でした。
お客様や得意先、仕入れ先ともどういう風につきあっていけばいいか、、、
嫌われたらどうしよう、頼りない跡継ぎや、と言う風に評価されるのじゃないか・・・
とにかく、今考えるとそんなこと悩んでもしょうがないやん、って思うようなことで毎日悩んでました。
悩みを断ち切るために、帝王学や、経営の本を読んだり、、、
けど、立派な経営者になろうとか、人に好かれよう、評価して貰おうと思えば思うほど、よけいに不安になります。
で、そのころであったのが、加藤 諦三さんの本です。
こんな感じのテーマの本がいっぱい出てます。
正直、この頃はこういう本を読んでいることも恥ずかしかったですが、不安を抱えていたり、自分に自信が持てない方はぜひ一読されると、心がすごく楽になると思います。
で、加藤さんの本を読んで、私なりに悟った(と言うほど大層じゃないですが分かった)のは、人の評価を気にし過ぎるから、不安になる、と言うこと。
例えば自分のレベルが、”5”しかないとして、それを”6”や”7”,”8”に見せようとするから疲れるし、例え人がそう見てくれても本当は”5”しかないのは、自分が一番よく知っている。
つまり人には嘘を付けても、自分は騙せないわけで、見栄を張ったり虚勢を張ったりして強く見せようとしたり、いいカッコしても、いつかボロが出るのでは、と不安になり自信が持てなくなるんですよね。
それなら、ありのまま”5”なら”5”のままの自分をさらけ出して、それで付き合ってくれる人と友達になったり、仕事したり、していけばいいわけです。
そうすると、自分を飾らなくていいんですごく楽なんですよね。
で、できれば”5”をもっとレベルアップしていけばいいわけです。
で、”5”あるのを”3”にしか評価してくれない人は、その人の見る目がないわけで、気にしなくていいし、逆に”7”や”8”に評価する人は、買いかぶりなわけで、そのことで有頂天になる必要もないわけです。
そうすると、常に自然体でいられるんで、すごく楽です。
それが分かってても、周りの人は自信満々で、自分だけが何だか頼りない存在に思えてしまうんですよね。
ところが、「いつも自信満々、人目なんか気にしないよ!」って言っている人ほど実は自信がなかったりするようです。
私が読んだ本にあったのですが、王将って歌の中に
「ふーけば飛ぶような将棋の駒に、かけた命を笑らわば笑え」
という歌詞がありますが、これは人目なんか気にしない、と言いながらすごく気にしている人の心理だそうです。
実際にその人が、将棋に命をかけているかどうかなんて、他の人にはどうでもいいわけで、誰も気にしていない、
ってのが現実なわけです。
つまり自分が気にするほど、人は自分のことを気にしていないし、何もいつも自分のことに点数を付けて評価しているわけではない、って言うことです。
だから、全く人目なんか気にしなくていいんですが、そうもいきませんよね。
八方美人になればなるほど疲れるんだけど、私なんか商売人だし、どうしても人のことが気になってしまいます。
けど、それはそれでそう言う性格なんだから、これも含めてありのままでいいや、って思っています。
何を、今さら書いてるねん!って感じですが(^_^;)
もう一つ、不安になることの大きな要素に、先のことに自信が持てないって事があるようです。
先がどうなるか分からない不安、これが一番大きいのかも知れません。
ネットショップでも、今売っておかなければ、先がどうなるか分からない、って言うことで無茶な売り方をする人とかいます。
確かに、どうなるか分からないです(^_^;)
けど、多分私は何をやってでも、食べていけるやろな、って言う思い(勘違いか?)はあります。
自信と言うほど大層なものではないですが、やっと最近そう思えるようになりました。
頭脳はお世辞にも明晰とは言えんですが、体力もまあまああるし(笑)どんな仕事でも、ある程度は出来るンじゃないかと思っています。
だから焦らない、マイペース。
これが一番かな?
投稿者 Sakurai : 2006年02月03日 16:26
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コメント
まいどです。
自分のレベルの話、ものすごく共感します。恋愛もおんなじですね。
それと、感謝の気持ちって大事やと思うんです。うちのサイト、去年は写真がキレイと評価されて賞をいただいたんですが、ライトのこととか桜井さんに教えてもらったのがきっかけやから、桜井さんにはずーっと感謝してます。
投稿者 NIIHO : 2006年02月04日 09:53
NIIHO さん、まいどです。
> 恋愛もおんなじですね。
うーん・・・この分野は不得意分野です(笑)
難しいですね、絶対相手の気持ちが気になりますから(^_^;)
> 感謝の気持ちって大事やと思うんです。
感謝の気持ちは、ほんと一番大事ですね。
私はトライアスロンをやり出して、つくづくこういう競技が出来ることに感謝しています。
商売のことももちろんですが・・・
で、ちょっとでもお返ししなければ、とはいつも思っています。
画像については、まったくNIIHOさんの努力と才能です。
私なんか全然ですから(笑)
投稿者 Sakurai : 2006年02月04日 17:07
最近、年齢的に仕事上において責任ある立場になってきたことによる不安や自信のなさを悩んでいたので、いいお話を読ませてもらい感謝してます。
身の丈にあった行動をすればいいわけで、何も無理に背伸びすることないんですよね。
あー、なんかsakuraiさんの文章読んだらすごく楽になった気がします。
加藤さんの本も読んでみたいと思います。
投稿者 サトル : 2006年02月04日 23:36
サトルさんこんにちは。
> あー、なんかsakuraiさんの文章読んだらすごく楽になった気がします。
私なんかのとりとめもない文章でそんな風に言ってもらえると嬉しいです(^^)
でも、ほんと変化の激しい時代ですから、みんな多かれ少なかれ何らかの不安を抱えていますよね。
この豊かな時代、もっと楽に生きれるといいんですが・・・
PS.分かりやすく書こうと、レベルとか言いましたが、本来人間にレベルやランクなんて無いと思ってます。
蛇足ですが・・・
投稿者 Sakurai : 2006年02月07日 09:11