2007年01月20日
硫黄島からの手紙
今日は土曜日ですが、仕事をしてました。
だいたい第2と第4土曜以外は仕事です(^^)
で夕方から、家族で「硫黄島からの手紙」を観に行ってきました。
硫黄島2部作の前作「父親たちの星条旗」を観ていたので、ぜひともみたいと思っており、息子も「いつ行くのん?はよ連れてってよ」とせっつくもので、今日思い立って行ってきた次第です。
映画は米軍の圧倒的な戦力の前に、5日で終わるとされた戦いを、日本軍としては異例のトンネルを掘って作った地下要塞によるゲリラ戦で、36日間にも及ぶ激しい戦いに変貌させた栗林中将を初めとする、日本軍の視点から描かれています。
当時、潔く死を選ぶことが軍人としての本懐とされていた戦場で、家族のために最後まで生きて戦い抜くことを命じた栗林中将。
そして、アメリカ人からも「バロン西」と尊敬されていたと言われる、西竹一中佐、あくまで軍人らしく玉砕しようとする将校。
戦争の残酷さ、偏った思想や教育の恐ろしさ、そしてどんな状況の中でも自分が正しいと思ったことをやれる人、そうでない人・・・
『戦争は悲惨だ』なんて、ありきたりの言葉では、すませられない、いろんな思いが胸につかえたような感じで、見終わった後、言葉が出ませんでした。
先日の阪神淡路大震災の日にも思ったことですが、こういう尊い犠牲の上に、今の私たちの豊かな生活があるということ。
そして世界では、今も戦火に苦しむ人たちがいると言う現実。
争いや、憎しみの無くなる日は来ないのでしょうかね・・・
それにしても、クリント・イーストウッドという監督はすごいです。
この映画全編に流れる、独特の雰囲気は、監督ならではだと思います。
投稿者 Sakurai : 22:25 | コメント (0) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年11月03日
父親達の星条旗
音楽会の後、午後から家族で映画を見に行きました。
観たのは、クリント・イーストウッド監督の『父親達の星条旗』
4時台の部に行ったのですが、以外と空いていて(4部ぐらいの入り)驚きました。
人気無いのですかね?
映画は、太平洋戦争の硫黄島でのを描いた2部作のうち、アメリカ側からの視点で作られたものです。
硫黄島の擂鉢山(すりばち)に掲げられた星条旗とそれを支える兵士達を撮った写真を巡るエピソードを基にしています。
長引く戦争に嫌気が差している国民の志気を高め、戦費到達の為に、英雄に祭り上げられた3人の兵士達の苦悩と葛藤が描かれていて、見応えありました。
それにしても、圧倒的な物量で、悠々と戦争をしていたと思っていたアメリカが、実は弾薬や燃料を調達する費用にも事欠いていたと言う現実は、ちょっと意外でした。
私が物を知らないだけだったのでしょうが・・・
まあ、足かけ4年も戦争をしていれば、確かに国民はいやになるし、戦費も不足しますよね。
プライベートライアンを思わせるような、戦闘シーンはすごい迫力で、凄惨でもあります。
米軍の死傷者25851人、上陸した海兵隊員の3人に1人が戦死又は負傷。
日本軍の死傷者2万数百人(うち戦死1万9千9百人)。
太平洋戦争で、米軍の反攻が開始されてから、初めてその損害が日本軍を上回った激戦。
その凄惨さがよく描かれていました。
もう一つの作品『硫黄島からの手紙』もぜひ見てみたいです。
投稿者 Sakurai : 20:39 | コメント (0) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年07月28日
茄子 アンダルシアの夏
まだ、やっぱり疲れが残っているよう・・・
しかも急に暑くなったからよけいでしょうか、体がだるいです。
で、昨日の夜は家でゆっくりして、前から見たかった『茄子 アンダルシアの夏』を見ました。
アニメですが、本格的な自転車レースを題材にしていて、スピード感溢れる映像が魅力的。
ほろ苦い大人の感情なども盛り込まれいて、なかなか楽しめました。
最後のゴールスプリントでは、思わず「行けーー!」と叫びたくなるようなスリリングな描写です。
47分と短い物語ですが、面白かったです。
投稿者 Sakurai : 21:25 | コメント (0) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年03月10日
地上最強のカラテ
実は、この間楽天のフリマで「空手バカ一代」を全巻セットで買ってしまいました。もう30年以上も前、当時中学生だった私は、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」を観て感動。
その後、劇画「空手バカ一代」でもっと感動したものでした。
この本は、当時の私にかなりの影響を与えたのですが、今回読み返してみて、やっぱりこの本の影響受けてるなーと改めて思いました。
特に、前半つのだじろうが絵を描いていた頃。
私の薦めで今、息子が一生懸命読んでます。
で、その頃の思いが甦ってしまい、思わず衝動買いしてしまいました(^_^;)
『地上最強のカラテ』全集 DVD-BOX
30年前の映画ですが、やっぱりその頃、映画館でその超人的な技を胸をわくわくさせて見たものでした。
今晩ゆっくり観てみよう(笑)
投稿者 Sakurai : 16:39 | コメント (0) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年02月10日
シンデレラマン
今日も、スイムの朝練してきました。1.2Kmだけですが・・・
毎日少しずつでも泳いでると、水をつかむ感覚が戻ってくるようです。
昨夜は、仕事をせずに(^_^;)DVDを見ていました。
ラッセル・クロウ主演の『シンデレラマン』
この間の「ミリオンダラーベイビー」に続いてのボクシング物です。
かつては、世界タイトルにも挑んだ、人気ボクサーが、けがなどで引退。
折からの世界恐慌で、日雇い仕事もままならず、家族は飢え、電気代も払えない苦しい日々。
そんな中、再びリングに上がるチャンスを得、見事勝利。
奇跡的にカムバックします。
やがて、人々からシンデラマンと呼ばれる活躍、そして希望の星になります。
クライマックスでは、無敵と思われるチャンピオンとの、世界タイトルマッチに挑みます。
まるでロッキーのようなテーマの話ですが、こちらは実在した伝説のボクサーの話。
最後のファイトシーンでは、思わず早くゴングが鳴れ!
ともってしまうほど引き込まれました。
そして、家族を思う主人公の、強い思い、そして夫婦愛などがすごくよく描かれていて、見終わった後何とも暖かい気持ちになる映画でした
投稿者 Sakurai : 15:04 | コメント (2) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年01月22日
ミリオンダラー・ベイビー
クリント・イーストウッド監督・主演の『ミリオンダラー・ベイビー』を見ました。
久々に当たり!でした。
名トレーナー、イーストウッドの元に押しかけ、弟子入り志願する貧しい女性ボクサーヒラリー・スワンク。
「女は指導しない」と最初は断るのだけれど、結局トレーナーを引き受け、イーストウッドの指導の元、めきめき強くなり、タイトルマッチに挑む。
ここまでは、ロッキー的なボクシング映画?かと思っていましたが、その後思わぬ展開になります。
これ以上、言ってしまうと面白くないので、まだ見ていない人はぜひご覧下さい。
人間が生きているって言うのは、どういう事か?
ただ、長生きだけすればいいのか?(長生きはそれだけですごいことですが)
いろんな事を考えさせられる映画でした。
主演女優賞のヒラリー・スワンクの演技が光っていましたが、クリント・イーストウッドの頑固なトレーナーもよかったし、助演男優賞のモーガン・フリーマンも、すごくいい味を出していました。
さすがですね。
一般的に見れば、マギー(ヒラリー・スワンク)は、不幸な人なのだろうけど、貧しくても決して後ろ向きになることなく夢を追い続け、燃えるような一時を過ごして来た、という点では幸せな人生だったのではないかと思えます。
私自身、父親が早くに亡くなったせいもあって、自分もそれほど長生きはしないのでは、と思いながら生きています。
そして、例え今死んだとしても、悔いがない、って言う風に生きていきたいと思っています。
なかなか難しいですが・・・
改めて、そんな事を思ってしましました。
投稿者 Sakurai : 21:39 | コメント (2) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年01月19日
ハイド・アンド・シーク
またまたDVDを見ました。
今回は『ハイド・アンド・シーク』
ロバート・デ・ニーロファンとしては、かなり期待してみたのですが・・・
またまたハズレでした(T_T)
もちろん、デ・ニーロとダコタ・ファニングの演技はすごく良かったです。
しかし・・・ストーリーが・・・
あまりにありきたりというか、やっぱりそれ?
って展開で、もう一ひねりあるのかと思ったら、そのまま終わってしまいました。
ちょっとだけ思わせぶりな、ラストシーンでしたが、残念です。
あれなら、シャイニングの方が、、、
投稿者 Sakurai : 23:03 | コメント (0) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年01月13日
亡国のイージス
昨日の「宇宙戦争」に続いて、DVDを見ました。
表題の『亡国のイージス』です。
福井 晴敏の原作を読んでいたので、楽しみにしていたのですが、こちらもハズレでした(^_^;)
小説は面白かったのですが、映画にするには心理描写や、人物の背景・生い立ちなど描きにくい部分が多すぎましたね。
結果主題が見えにくく、予算の関係かアクションシーンも全てにおいて中途半端でした。
一緒に見ていた妻には「分けが分からん」って映画だったようです。
いっそ、人物の背景はあまり描かず、「テロリストに乗っ取られたイージス艦の奪還」みたいな単純な図式にして、アクションに主をおいたら面白かったかも・・
しかし、DVDを見ながら焼酎を飲んで、チョコレートとぼんち揚げを食べることをこよなく愛しているのですが(笑)
しばらく自制していたのに、ついつい手を出してしまいました(^_^;)
ちょっと体重計に乗るのが怖いです・・・
投稿者 Sakurai : 23:19 | コメント (0) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年01月12日
宇宙戦争
久しぶりにDVDを見ました。
トム・クルーズ主演の「宇宙戦争」(ちょっと古いですか?)
前半から中盤までは、かなり面白かったです。
特に、娘と隠れているところに、相手の探索が来るシーン。
「ジュラシックパーク」バリのハラハラです。
けど、あの終わり方は、どうなんでしょうね・・・
ちょっとあっけない感じがしました。
そんな高度な知能を持つ、宇宙人が、有害物の検査もせずに無防備に動き回るか?
って単純に思ってしまいました(^_^;)
まあ、この手の映画のラストシーンって難しいですよね。
戦闘シーンとスリルを味わうにはいいと思います。
投稿者 Sakurai : 23:44 | コメント (0) | トラックバック
トップページ > 映画鑑賞(DVDなど)2006年01月02日
男たちの大和
家族で『男たちの大和』を見に行ってきました。
秋に、尾道の、実物大ロケセットや、呉の【大和ミュージアム】へ行ってきたこともあり、ぜひ見たい映画でした。
期待を裏切らない出来で、すごく良かったです。
迫力のある戦闘シーンは、もちろんよかったですが、それ以上に人々の生の気持ちが描かれていたのがよかったです。
従来の戦争映画によくある、華々しく散るのがかっこいい、と言う描き方ではなく、愛する人を守るために、自分がやななければならない、というやむにやまれぬ気持ちから戦いに赴く兵士たちの姿。
そして、死なないで欲しい、と言う家族や恋人たちの当然の願い。
生き残った者たちの気持ちなど、思わず涙が出そうになる場面が多々ありました。
実際、私たちはこの戦争に限らず、実にたくさんの先人たちの犠牲や努力の上に立ってこの豊かな時代に生きているわけで、このことは絶対に忘れてはいけないことだと思います。
ビジネスの世界でも、最近またバブル期のように「金さえ儲かればいい」と言う風潮が出てきていますが、それ以上に大事なのはどんな社会を次の世代に残していくか、だと思います。
「家族より、会社を大きくする」と、仕事ばかりして家庭を顧みない夫。
「子育てばかりしていたら世間から取り残される」と子育てを放棄して仕事をする母親。
もちろん、仕事を一生懸命することは大事、私自身も必死で働いてます。
けど、もし子供がいるのであれば、子供をしっかり育てて、社会に送り出すって言うことは、それ以上に大切なことだと思います。
綿々と受け継がれてきた命の線上に、生きている以上、それをより良い形で次世代に送り伝えることこそが、今生かされている私たちの使命だと思っています。
とは言え、子供を世の中にとって役に立つ人間に育てるってのは、なかなか難しいですけどね・・・