藤廣作 墨流し 鮎 小刀

藤廣作 鮎 小刀

 与板鍛冶三代目 大久保貞一郎作

昭和25年1月生
「藤廣刃物工場」で創業以来90年鍛え続けられた鋼の歴史を受け継ぐ、現在全国でも数人しか出来ないと言う古式鍛錬の技法を持って、
鑿、ナイフなどを作れる鍛冶職人の一人。

貞一郎氏の祖父、初代貞次郎氏は、大正14年愛知県における全国刃物品評会において「金賞」を受賞したのを皮切りに数々の賞を受賞。
昭和17年には、内閣総裁賞を受賞した名工で、二代目貞助氏は昭和27年新潟県刃物品評会において優良賞を受賞、その他品評会においても多数の賞を受賞している、名門鍛冶の一族です。

その永年受け継がれてきた、鍛錬、研磨の技術が、三代目貞一郎氏にも受け継がれており、現在「越後与板刃物研究会」
「刃物名人会」などの会員を経て活動。

白紙1号~青紙1号、ハイスなどの鋼を自由に使いこなし、「その切れ味には絶対の自信を持っています」と言いきる現代の名工です。

常に研究、修行を怠らないことが信条の貞一郎氏に鍛えられた刃物は、美しく、もちろん素晴らしい切れ味を持っています。

この「鮎 小刀」シリーズは、鮎をモチーフにし、母材には墨を流したような多層鋼の美しい紋様が現れ、鋼には青鋼を使った、本当に素晴らしい逸品です。

藤廣作 墨流し「若鮎」小刀

藤廣作 墨流し「若鮎」小刀

鋼:青鋼、全長220、刃幅26、身厚8mm、約190g、桐箱入り 24,150円(税込)
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