昭和23年1月29日、武生市に鍛冶屋さんの長男として誕生 その当時、お父さんは片刃、両刃と両方をこなす鍛冶屋さんだったそうですが、弟さん(おじさん)が分家する際に、お父さんが両刃、弟さんが片刃の仕事をすると言うことで分かれたそうです。 お父さんが38歳で病気になったため、中学卒業と同時に家業を継ぎ、その後、菜切りを打たせたら右に出る者は無い、と言われた中値安市氏の元へ修行にでたりして腕を磨いたそうです。 同じく、越前鍛冶の「佐治武士」さんとは、同い年ですぐ近くに工房をかまえておられます。
手造りのカスタムナイフや、和式ナイフ、包丁などを見せて頂いた後、工房を見学させて頂きました。 左は手入れの行き届いたベルトハンマー。